宅地の防災学 : 都市と斜面の近現代

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宅地の防災学 : 都市と斜面の近現代

釜井俊孝著

(学術選書, 090)

京都大学学術出版会, 2020.4

タイトル読み

タクチ ノ ボウサイガク : トシ ト シャメン ノ キンゲンダイ

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内容説明・目次

内容説明

大災害の時代、平成…自然の猛威に翻弄される一方で、私達は「人災」の脅威を体験した。谷埋め盛土の緩い地盤、豪雨とともに頻発する地すべり—人の営みで変化した土地がいま牙を剥いている。この時代に、都市づくりと土砂災害の関係史を辿ることこそが防災の基礎になる。江戸から平成までの全国の災害地域史を追うことで、宅地のどこに地すべりの危険は潜んでいるのか、どのようにして斜面災害の芽は生み出されるのかを解き明かし、次の時代の防災を考える。

目次

  • 近代以前
  • 第1部 発生と拡大—都市と斜面災害の関係史(近代都市の試練と復興;家が買いたい—災害リスクの源流;高度経済成長と宅地斜面災害;オイルショック期—谷間の時代の宅地災害;バブルとその後遺症)
  • 第2部 新たな危機—深刻化する宅地の斜面災害(予告された災害の記録;連続する地震災害;激甚化する豪雨—土砂に流される街;新たな公害の予兆—建設残土処理問題)
  • 宅地の未来

「BOOKデータベース」 より

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