街場の親子論 : 父と娘の困難なものがたり

書誌事項

街場の親子論 : 父と娘の困難なものがたり

内田樹, 内田るん著

(中公新書ラクレ, 690)

中央公論新社, 2020.6

タイトル読み

マチバ ノ オヤコロン : チチ ト ムスメ ノ コンナン ナ モノガタリ

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内容説明・目次

内容説明

わが子への怯え、親への嫌悪。誰もが感じたことのある「親子の困難」に対し、名文家・内田樹さんが原因を解きほぐし、解決のヒントを提示します。それにしても、親子はむずかしい。その謎に答えるため、1年かけて内田親子は往復書簡を交わします。「お父さん自身の“家族”への愛憎や思い出を文字に残したい」「るんちゃんに、心の奥に秘めていたことを語ります」。微妙に噛み合っていないが、ところどころで弾ける父娘が往復書簡をとおして、見つけた「もの」とは?笑みがこぼれ、胸にしみるファミリーヒストリー。

目次

  • プロローグ—僕が考える「親子」
  • パリ、カルチエ・ラタンの中華食堂にて
  • 僕が離婚した年の長い夏休み
  • 「内田樹の真実」はどこに?
  • 「記憶の物置」に足を踏み入れる
  • 親の心理に苦しむ子どもたち
  • 神戸での父子家庭、「非人情」な父親だった
  • お父さんは、死にかけのウサギの赤ちゃんのように弱っていた
  • 「パブリックドメイン」はおすすめ
  • 自分の姿を照らす「敵」
  • 「気持ちよい動き」を真似よ
  • 家族で継承される
  • 僕の原点、自由が丘の下宿生活
  • お父さんの「オフレコ青春日記」
  • バザール、凱風館マルシェ、経済活動の本質
  • これから日本の経済はどうなるか
  • 利益をもたらす「通りすがりの人」
  • 親が子に与えるのは、「愛」「恐怖」の二択か
  • 「人間は壊れ易い」のを知っていた戦争世代
  • 愛しているお父さんへの「負い目」—「親子ってなんなんだ」?読者アンケート
  • 親子の問題、解決のヒント
  • 二人だけの生活は大変なこともあったが…
  • スパイが語る「嘘の告白」、冬の北京、仕上がりのいい「物語」
  • エピローグ—思い出のおばあちゃん

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB30889113
  • ISBN
    • 9784121506900
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    285p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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