平等をめざす、バブーフの陰謀
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書誌事項
平等をめざす、バブーフの陰謀
(叢書・ウニベルシタス, 1117)
法政大学出版局, 2020.6
- タイトル別名
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Conspiration pour l'égalité dite de Babeuf, suivie du procès auquel elle donna lieu, et des pièces justificatives, etc., etc
平等をめざすバブーフの陰謀
- タイトル読み
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ビョウドウ オ メザス、バブーフ ノ インボウ
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注記
原著 (Librairie romantique, Bruxelles , 1828)の全訳
関連略年表: 巻末p1-22
内容説明・目次
内容説明
平等をめざし、自由で幸福で平和に持続する形態を社会に与えることをめざしたとされる、いわゆる「バブーフの陰謀」。バブーフは処刑されたが、著者ブォナローティは処刑を免れ、30年後に亡命先で資料・証言を収集し本書を著した。「平等」が現実的なものとなって初めて、「自由」も現実的に保証される、とするバブーフの思想の意義が、いま明らかになる。あらゆる革命理論に多大な影響を与える重要文献。裁判などの証拠資料も合わせた全訳。
目次
- 革命の諸局面—テルミドールまで
- 平等擁護派—“パンテオン・クラブ”の創設と解散
- 秘密総裁府—設置とその組織
- 蜂起に向けて—警察隊の叛乱、そして山岳派との提携
- 蜂起直前—情勢判断と戦術会議
- 平等者の共和国—財産・労働共同体と人民主権
- 市民の共和主義的紐帯と統治機構
- 教育—新しい社会道徳の涵養
- 蜂起後の施策。しかし密告による挫折
- ヴァンドーム高等法廷
- 証拠書類篇
- 補足資料
「BOOKデータベース」 より