乱世を語りつぐ
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乱世を語りつぐ
(軍記物語講座 / 松尾葦江編, 第4巻)
花鳥社, 2020.5
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乱世を語りつぐ
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ランセイ オ カタリツグ
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Note
付: しおり (10p ; 19cm)
文献: 論末
軍記物語年表(二): p263-280
Description and Table of Contents
Description
軍記物語が華やかに開花したのは、室町文化の中であった。文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。
Table of Contents
- 1 室町という時代(室町という時代)
- 2 武家政権の陰に 曽我物語・義経記(『曽我物語』の女性たち—“女語り”の物語は女性をいかに語ったか;曽我物語における挿入説話の問題;『義経記』の構想力と遊戯性—弁慶像を中心に;『義経記』の時代—『謡曲拾葉抄』『異本義経記』からみる『義経記』享受;判官物の古状型往来—古状で綴られる義経・弁慶の生涯)
- 3 つづく戦乱 明徳記・嘉吉記・応仁記・鎌倉大草紙・後南朝関係軍記(『明徳記』における「弓矢」;嘉吉の乱関係軍記にみる叙述のあり方—謀叛の動機と自家の功績に対する認識の観点から;和歌を詠む赤松教康;『応仁記』一巻本・二巻本の成立—『野馬台詩』の呪縛からの解放;『鎌倉大草紙』とその周辺—「作品」として考えるために;「後南朝」の軍記物語)
- 4 戦国から偃武へ 戦国軍記・家伝・幸若舞曲・御伽草子(「戦国軍記」の範囲—細川政元殺害の記録を例に;家伝史料『結城軍記』諸本の相関関係—『小山記』『長沼日記』と対照して;十七世紀初頭における幸若舞曲享受の一様相—梵舜の書写活動をめぐって;物語草子の闘諍・合戦譚)
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