近代家族の成立と終焉
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近代家族の成立と終焉
(岩波現代文庫, 学術 ; 415)
岩波書店, 2020.6
新版
- タイトル読み
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キンダイ カゾク ノ セイリツ ト シュウエン
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注記
『近代家族の成立と終焉』(岩波書店, 1994年)を増補し、新版としたもの
参考文献: p475-498
内容説明・目次
内容説明
家族はどこから来てどこへ行こうとしているのか。著者独自の「ファミリィ・アイデンティティ」の視点から、揺れ動く家族の現実を鮮やかに浮き彫りにするとともに、近代家族の成立を歴史社会学的に位置づけた、オリジナルで刺激的な「家族の社会学」。戦後日本の男性知識人の心理を鋭く抉り出した「戦後批評の正嫡 江藤淳」などを新たに収録する。
目次
- 1 近代家族のゆらぎ(ファミリィ・アイデンティティのゆくえ;家族の臨界—ケアの分配公正をめぐって;家族、積みすぎた方舟;女性の変貌と家族)
- 2 近代と女性(日本型近代家族の成立;家族の近代;女性史と近代)
- 3 家族学の展開(「梅棹家庭学」の展開;技術革新と家事労働)
- 4 高度成長と家族(「母」の戦後史;「ポスト思秋期」の妻たち)
- 5 性差別の逆説(夫婦別姓の罠;生きられた経験としての老後;「女縁」の可能性;性差別の逆説—異文化適応と性差)
「BOOKデータベース」 より