市民の義務としての「反乱」 : イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜

書誌事項

市民の義務としての「反乱」 : イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜

梅澤佑介著

慶應義塾大学出版会, 2020.6

タイトル別名

Rebellion as a civic duty

市民の義務としての〈反乱〉 : イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜

市民の義務としての反乱 : イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜

タイトル読み

シミン ノ ギム トシテノ「ハンラン」 : イギリス セイジ シソウシ ニオケル シティズンシップロン ノ ケイフ

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注記

博士学位論文「イギリス政治思想史におけるシティズンシップ論の系譜--T・H・グリーンからハロルド・ラスキまで」(慶應義塾大学大学院法学研究科, 2017年度提出) に大幅な修正を加えたもの

参考文献一覧: 巻末p7-16

内容説明・目次

内容説明

「反乱の義務」の論理。リベラル・デモクラシーは勝利したのか?「国家」と「市民」の政治思想をラディカルに問い続けたハロルド・ラスキを始めとする思想家たちの探究を綿密に検証する。

目次

  • 序章 「歴史の終わり」?—市民に投与された催眠術
  • 第1章 忠実な臣民と知的愛国者—T.H.グリーンの「抵抗の義務」論
  • 第2章 自己統治のパラドックスを超えて—バーナード・ボザンケの「実在意志」論
  • 第3章 調和へと進歩する歴史—L.T.ホブハウスの形而上学的国家論批判
  • 第4章 思慮なき服従と反乱の義務—ハロルド・ラスキの多元的国家論
  • 第5章 階級なき社会を目指して—ハロルド・ラスキの唯物史観批判
  • 第6章 自発性を計画する—ハロルド・ラスキの「計画民主主義」論
  • 終章 シティズンシップの終わるとき

「BOOKデータベース」 より

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