よみがえる荒地 : 戦後詩・歴史の彼方・美の終局
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よみがえる荒地 : 戦後詩・歴史の彼方・美の終局
未知谷, 2020.6
- タイトル別名
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よみがえる荒地 : 戦後詩歴史の彼方美の終局
- タイトル読み
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ヨミガエル アレチ : センゴシ レキシ ノ カナタ ビ ノ シュウキョク
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注記
博士論文 (日本大学, 2019年) に若干の訂正を加えたもの
参考文献一覧: p710-716
内容説明・目次
内容説明
戦争は「光」ではなかった—一九四五年八月十五日、大日本帝国が滅亡したその日、若き詩人たちは「荒地」に立ち尽くした。青春のすべてを賭けた戦争は、心身に消えない傷を残した。彼らは、その傷痕をひたすらに見つめ、そこから滴り落ちる血で詩を書き始めた。本書は、戦後詩の始まりを告げた荒地派の営為を克明に辿り、その真の意義を現代に突きつけるものである。鮎川信夫、北村太郎、木原孝一、黒田三郎、田村隆一、中桐雅夫、三好豊一郎、吉本隆明…その詩、思想、人生のすべてが、いまよみがえる。
目次
- 言葉の白装束—鮎川信夫論
- 死せるものたちの瞳—北村太郎論
- 光と慟哭—木原孝一論
- 神でもなく獣でもなく、人でもなく—黒田三郎論
- 帝国の秋—田村隆一論
- 十三月の詩—中桐雅夫論
- 壁の中の人—三好豊一郎論
- 透明な嵐のなかで—吉本隆明論
「BOOKデータベース」 より