コルプス・ミスティクムとは何か : 教会・国家・株式会社を貫く団体の概念

書誌事項

コルプス・ミスティクムとは何か : 教会・国家・株式会社を貫く団体の概念

中條秀治著

文眞堂, 2020.4

タイトル別名

コルプスミスティクムとは何か : 教会国家株式会社を貫く団体の概念

タイトル読み

コルプス ミスティクム トワ ナニカ : キョウカイ コッカ カブシキ ガイシャ オ ツラヌク ダンタイ ノ ガイネン

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注記

参考文献: p281-287

内容説明・目次

内容説明

コルプス・ミスティクムとは何か。中世キリスト教に起源を持つこの観念は、教会・国家・株式会社といった「死ぬことのない」永続性を持つ団体の成立論理である。株式会社が「株主のもの」というのは一つのイデオロギーにすぎない。「団体」としての株式会社は、「擬制的身体」と「擬制的人格」を持って自立的に運動する社会制度体であり、「誰のものでもない」存在である。

目次

  • 第1章 コルプス・ミスティクムとは何か
  • 第2章 コルプス・ミスティクムとしての教会・国家そして株式会社
  • 第3章 団体の概念—集団・団体・組織という交錯した概念を解きほぐす
  • 第4章 団体としての株式会社
  • 第5章 カンパニー(集団)の会社観とコーポレーション(団体)の会社観—株式会社発生史の再検討
  • 第6章 西洋におけるコルプス・ミスティクムと日本における「家」—「家の論理」と日本的経営
  • 第7章 二十一世紀の株式会社をめぐる諸問題—グローバル社会におけるコルプス・ミスティクムの再生

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB31280365
  • ISBN
    • 9784830950865
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxiii, 304p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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