地域の危機・釜石の対応 : 多層化する構造
著者
書誌事項
地域の危機・釜石の対応 : 多層化する構造
(危機対応学)
東京大学出版会, 2020.6
- タイトル別名
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Harnessing crises locally : trans-disaster experiences of Kamaishi City in Japan
地域の危機釜石の対応 : 多層化する構造
- タイトル読み
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チイキ ノ キキ カマイシ ノ タイオウ : タソウカ スル コウゾウ
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欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 各章末
索引あり
内容説明・目次
内容説明
「危機の多層化」という困難な事態に直面しながらも、果敢な試行錯誤と不断の挑戦を続ける釜石から、あるべき対応のヒントを探る。
目次
- 戦後釜石における危機の多層化—災害・産業構造転換・人口収縮
- 第1部 政治と行政の危機対応(震災と地域の収縮—「二重の危機」への対応;危機において政治にできること、なすべきこと—釜石の未来図とその責任;財政からみる釜石市の危機対応力—役立った力と今後必要な力;災害対策本部というドラマ;多層化する地域防災—トリガーや心持ちの重要性)
- 第2部 経済主体の危機対応(地方企業のフューチャー・デザイン—地域内の関係・外部からの調達;釜石港の再生と地域の危機対応能力—T字路から十字路へ;三陸鉄道をめぐる危機と希望—地域公共交通経営の普遍性・特殊性)
- 第3部 地域社会の危機対応(個人の危機と法制度—地域における法化と制度化の間隙;高校生人口の減少と高校生活—通学範囲広域化の影響分析;住宅再建までの判断と道程—同じ町の人々の異なる8年間)
- 第4部 地域の記憶と危機対応(記憶の社会的チカラ—記憶と共に生きるための歴史実践;魚のまち、途中の時間—危機と共に生きる人々と水産業;つながること、つづけること—まつりを復興させる意味)
- 危機対応と希望—小ネタが紡ぐ地域の未来
「BOOKデータベース」 より