食 (メシ) の記号論 : 食は幻想か?
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食 (メシ) の記号論 : 食は幻想か?
(叢書セミオトポス, 15)
新曜社, 2020.6
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食の記号論 : 食は幻想か
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メシ ノ キゴウロン : ショク ワ ゲンソウ カ?
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Note
特集編集: 秋庭史典
2018年5月、名古屋大学を会場に開催された日本記号学会第38回大会を元に編集された論集
参考文献: p189-190
Description and Table of Contents
Description
食べることはなぜこれほどまでに「めんどう」なのか?食べるとは生きているもの、死んだもの、腐ったものを喰らうこと。このみもふたもない現実(自然)を覆い隠すためにひとはさまざまな工夫(文化)をこらす。レヴィ=ストロース「料理の三角形」から、食べないこと、家庭料理、「目玉焼きの食べ方」、「ヘボ(スズメバチ)追い」などまでを題材に、「食の記号論」を大展開。
Table of Contents
- 第1部 食の現在(食べないことの哲学 ラフスケッチ—『食べることの哲学』の余白に;「手作り」とは何か?—家庭料理のアクターネットワーク論;第1セッション「食の原点と現在」を終えて)
- 第2部 マンガが描く食(マンガが描く食—『目玉焼きの黄身いつつぶす?』と行為としての“食べること”)
- 第3部 食の両義性(「ヘボ追い」から全体討論へ;「ヘボ追い」ってなに?;全体討論 食の両義性)
- 第4部 記号論の諸相(モンスターに触れること—『キング・コング』における特殊効果のリアリティ;批判的常識主義に基づくパースの知覚論—直接知覚と間接知覚をつなぐ二重のアブダクション;“モニュメント”という記述方法—二〇〇〇年代のクシシュトフ・ヴォディチコ)
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