帝国日本における越境・断絶・残像 : 人の移動

書誌事項

帝国日本における越境・断絶・残像 : 人の移動

植野弘子, 上水流久彦編

風響社, 2020.2

タイトル別名

帝国日本における越境断絶残像 : 人の移動

タイトル読み

テイコク ニホン ニ オケル エッキョウ ダンゼツ ザンゾウ : ヒト ノ イドウ

並立書誌 全1

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注記

参考資料、索引あり

内容説明・目次

内容説明

国境なき越境、その実像を「人」から探る。内地と外地を厳しく分けながらも一体化をはかる強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで軽々と渡りゆく人々もいた。かつての大東亜「グローバリズム」の実態を、人の側面から克明にたどる。

目次

  • 序 帝国日本における人の交錯
  • 植民地研究の断絶と継承—秋葉隆を中心に
  • 国際交流事業における在日コリアンの参与—対馬と下関の朝鮮通信使再現行列を中心に
  • 韓国華僑と台湾—台湾の大学への「帰国」進学者を対象に
  • 沖縄県の台湾系住民をめぐる記憶の連続・断裂・散在—宮古地方と八重山地方を比較して
  • 大東亜戦争に巻き込まれた人類学者、鹿野忠雄—鹿野学の漂流と移動

「BOOKデータベース」 より

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