書誌事項

景観からよむ日本の歴史

金田章裕著

(岩波新書, 新赤版 1838)

岩波書店, 2020.7

タイトル別名

景観からよむ日本の歴史

タイトル読み

ケイカン カラ ヨム ニホン ノ レキシ

注記

参考文献: p201-205

内容説明・目次

内容説明

私たちが日ごろ何気なく目にする景観には、幾層にも歴史が積み重なっている。「景観史」を提唱してきた歴史地理学者が、写真や古地図を手がかりに、景観のなかに人々の営みの軌跡を探る。古都京都の変遷、古代の地域開発、中世の荘園支配、近世の城下町形成など各地の事例をよみとくその手法は、町歩きや旅の散策にも最適。

目次

  • 第1章 景観史へのいざない
  • 第2章 古地図からよみとく景観史(古地図とは何か;古代の地図—土地を管理する;中世の地図—境界を認識する;近世の地図—町と村を描く;近代初期の地籍図—さまざまに土地を利用する)
  • 第3章 景観史の画期を演じた人々とその舞台(古代の開拓者たち;中世・近世初頭の都市を構想した人物;近世の町づくり村づくりの推進者;近代の入植や技術を推進した人々)
  • 第4章 景観からよみとく地域のなりたち(暮らし;いとなみ;町並みと賑わい)
  • 第5章 景観史の資料と考え方(景観史の視点—村落景観から考える;絵画資料と景観史)

「BOOKデータベース」 より

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