「わたしたち」の到来 : 英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト
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「わたしたち」の到来 : 英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト
(シリーズ「哲学への扉」)
月曜社, 2020.6
- タイトル別名
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わたしたちの到来 : 英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト
- タイトル読み
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ワタシタチ ノ トウライ : エイゴケン モダニズム ニオケル レキシ ジョジュツ ト マニフェスト
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内容説明・目次
内容説明
大英帝国が内側から解体していくさまを描いたポーランド系英国人作家、ジョゼフ・コンラッド。英国モダニズム文学を代表する小説家にして、第2波フェミニズムの先駆者でもあるヴァージニア・ウルフ。英領トリニダードに生まれ、植民地独立運動を先導した革命思想家、C・L・R・ジェームズ。世界戦争と革命の20世紀を生きた3人のモダニストたちのテクストから“わたしたち”という集合性の危うさと可能性を読み解く。
目次
- 序章 「フィクションは人間の歴史である」
- 第1章 時間、主体、物質—モダニズムの歴史感覚
- 第2章 大衆社会の到来—ジョゼフ・コンラッドとわたしたちの時代
- 第3章 歴史、人生、テクスト—晩年のコンラッドと世界戦争
- 第4章 賃金なき者たちの連帯—ヴァージニア・ウルフとふたりのジェームズ
- 第5章 戦争とともに生を書く—ヴァージニア・ウルフの晩年
- 第6章 革命と日常—“ブラック・ジャコバン”ふたたび
「BOOKデータベース」 より