ベ平連とその時代 : 身ぶりとしての政治

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ベ平連とその時代 : 身ぶりとしての政治

平井一臣著

有志舎, 2020.7

タイトル読み

ベヘイレン ト ソノ ジダイ : ミブリ トシテノ セイジ

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注記

参考資料・文献等: p322-338

関連年表: 巻末p1-4

内容説明・目次

内容説明

ベトナム戦争が激化し、高度成長まっただ中の1965年、ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)は登場した。それまでの社会運動とは違い、デモをしながら道行く人びとにカラフルなビラや花を配り、フォークソングを歌い、反戦スナック・喫茶店を開き、ユニークなミニコミを発行し、自由な発想で、「ふつうの市民」としてそれぞれの主体性を尊重しあい、各地で反戦の声を上げていった。彼ら/彼女らは多様な「身ぶり」を通して日常に新しい政治空間を創造していったのである。このような運動がなぜこの時代に登場し、全国に拡大していったのか。べ平連の思想と行動の意味を現代史のなかから明らかにする。

目次

  • プロローグ 青空の下で
  • 第1章 ベ平連まで
  • 第2章 ベ平連発足
  • 第3章 「つなぎの運動」から「持続する運動」へ—初期ベ平連の運動
  • 第4章 地域からのベ平連
  • 第5章 脱走兵と七〇年安保
  • 第6章 フォークソングとハンパク—対抗文化運動としてのベ平連
  • 第7章 安保を過ぎて
  • エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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