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公安狼

笹本稜平著

徳間書店, 2020.3

タイトル読み

コウアンオオカミ

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注記

唐沢龍二が恋人の吉村久美子に誘われた会は、唐沢の理系の知識を利用し爆弾テロを目論む活動組織のようだった。怪しげな会から距離を取る唐沢は久美子と破局。1年後に自爆テロが発生し…。『読楽』連載に加筆修正し単行本化。

内容説明・目次

内容説明

唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。怪しげなアノニマスから距離を取る唐沢はやがて久美子と破局し疎遠となる。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。アノニマスのリーダー・ハンクスこそが真の実行犯で、久美子は利用されただけだと唐沢は気付くが、いち大学生に地下に潜ったハンクスを捕まえることは容易ではなかった。やがて、警視庁公安部の捜査官から唐沢に声がかかる。地下に潜った組織壊滅のための切り札として、公安捜査官にならないかというのだ。公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい…。警察小説の旗手が放つ公安物語!

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC00003947
  • ISBN
    • 9784198650537
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    411p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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