トルストイと「女」 : 博愛主義の原点
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書誌事項
トルストイと「女」 : 博愛主義の原点
(早稲田大学エウプラクシス叢書, 023)
早稲田大学出版部, 2020.6
- タイトル別名
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Tolstoy and woman : a holistic examination into his life and creations
トルストイと女 : 博愛主義の原点
- タイトル読み
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トルストイ ト オンナ : ハクアイ シュギ ノ ゲンテン
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
2016年に早稲田大学から博士(文学)を取得した博士学位請求論文「前期レフ・トルストイの生活と創作 : 『内なる女性像』から生じた問題とその解決を中心に」の主要部分を推敲し、まとめたもの
文献: p319-323
索引: p324-332
内容説明・目次
内容説明
文豪をとりこにした女たちとその作品世界。幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その「内なる女性像」から、文豪の卓越した創作全体をとらえる。
目次
- 第1部 カフカス(『幼年時代』における終生のテーマ—母の愛と魂の不滅を確信するが、いかに生きるべきかは分からない…;創作開始にいたるまでの試行錯誤;初期創作の到達点と限界点;「女」と現実の不条理にぶつかる;現実そのものを変える—農業経営と教育活動と恋愛)
- 第2部 1812年と『戦争と平和』(1812年—祖国戦争の真実と夢;『戦争と平和』論—夢と夢の出会い、そして生命の誕生;「作者の逸脱」と視点の問題)
- 第3部 『アンナ・カレーニナ』(明から暗への転換の背景;後期トルストイの誕生—「女」を解体し「愛」を残す;『見知らぬひと』はアンナ・カレーニナか—レフ・トルストイと画家イヴァン・クラムスコイ)
「BOOKデータベース」 より