言葉が見る夢
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言葉が見る夢
同時代社, 2020.7
- タイトル読み
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コトバ ガ ミル ユメ
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注記
初出一覧: p395-397
内容説明・目次
内容説明
「言葉は、常に余剰と余白をもって、そこに在る。」群像新人文学賞(評論部門)を受賞した「言語についての小説—リービ英雄論」他、金子光晴、多和田葉子、磯〓憲一郎、平野啓一郎、朝吹真理子、絲山秋子、李恢成—その作品と人を紡ぐ20篇。渾身の文芸評論集。
目次
- 第1章 作品と作家(擬態と仕掛けの向こう側—金子光晴『風流尸解記』;言語についての小説—リービ英雄論;内なる他者の言葉—磯〓憲一郎と平野啓一郎の交叉;日常と異邦—“故郷”の崩壊;ロゴスの極北—多和田葉子試論;内破の予兆—諏訪哲史論;静謐にして、永遠の…—朝吹真理子『流跡』・『家路』・『きことわ』論;空虚の密度を見つめて—林京子論)
- 第2章 本や人(存在の家としての物語—小川洋子『人質の朗読会』;死者の気配を記憶する者たち—絲山秋子『末裔』;語りの迷宮—多和田葉子『雪の練習生』;時代のふるまい—橋本治『リア家の人々』;永遠の手ざわり;失われた時を求める道具;窓の外からずっと ほか)
- 第3章 補遺・鏡のなかの他者
「BOOKデータベース」 より