「母と息子」の日本論
著者
書誌事項
「母と息子」の日本論
亜紀書房, 2020.8
- タイトル別名
-
母と息子の日本論
- タイトル読み
-
「ハハ ト ムスコ」ノ ニホンロン
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
母と息子の甘美で重苦しい関係が日本社会の基層を作っている—男性にとって女性は恐るべき母でしかないとしたら、社会の中での女性への差別もミソジニーも当然かもしれない。西原理恵子『毎日かあさん』、のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』、古典ともいえる江藤淳『成熟と喪失』、村上春樹の小説群や、ひきこもり、教育ママ、相模原障害者殺傷事件など、社会で起こる様々な事例を引きながら、母と息子の関係性をものさしとして、日本社会のいまを考える。
目次
- 第1章 母親業はやめられない—過酷で甘美な母というお仕事
- 第2章 母は捧げる—自己犠牲という弱者の戦略
- 第3章 母の愛は有償である—イエの継承者をつくる
- 第4章 イギリスに「いい息子」はいない?—ジェントルマンの予備軍たち
- 第5章 母は稼いで世話もする—「ダメ息子」と「しっかり娘」のお約束
- 第6章 恐れられる母は女性蔑視を生む—マザコンを隠蔽するセクハラ
- 第7章 繭のなかから世界を眺める—幽閉される息子たち
- 第8章 豊かな世界と「ママっ子男子」の登場—友だち化する母と息子
- 第9章 「教育ママ」の現在と未来—マニュアルをつくる母親たち
- 第10章 母は見捨てる—切断する母の論理
- 第11章 母の喪失と崩壊—「父」なき社会の底知れぬ不安
- 終章 母と息子が離れるとき、日本は動き始める
「BOOKデータベース」 より