エリアス・カネッティ『群衆と権力』の軌跡 : 群衆論の系譜と戯曲集を手がかりに Auf den Spuren von Elias Canettis "Masse und Macht" : Genealogie der Massentheorien und Behandlung dreier Dramen
著者
書誌事項
エリアス・カネッティ『群衆と権力』の軌跡 : 群衆論の系譜と戯曲集を手がかりに = Auf den Spuren von Elias Canettis "Masse und Macht" : Genealogie der Massentheorien und Behandlung dreier Dramen
晃洋書房, 2020.7
- タイトル別名
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エリアスカネッティ群衆と権力の軌跡 : 群衆論の系譜と戯曲集を手がかりに
- タイトル読み
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エリアス カネッティ グンシュウ ト ケンリョク ノ キセキ : グンシュウロン ノ ケイフ ト ギキョクシュウ オ テガカリ ニ
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注記
参考文献: p219-238
博士論文『エリアス・カネッティ「群衆と権力」の軌跡』(名古屋大学, 2017)に加筆修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
「ナチズムは、単にヒトラー個人の問題にとどまらない。何故ならば、支配者、あるいは権力者がその権力を確立するためには、必ずその権力を正統と認める「多数者」、もしくは群衆を巻きこまなければならないからである。」『群衆と権力』へと至るカネッティの思想の変遷を探る一冊。
目次
- 第1章 群衆論の系譜
- 第2章 『結婚式』—世界の表象としての「家」
- 第3章 『虚栄の喜劇』—鏡像のひずみ
- 第4章 『猶予された者たち』—死との闘い
- 第5章 『群集と権力』—「非科学性」の射程
- 結び
「BOOKデータベース」 より