日本小説批評の起源
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日本小説批評の起源
河出書房新社, 2020.6
- タイトル読み
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ニホン ショウセツ ヒヒョウ ノ キゲン
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内容説明・目次
内容説明
「物」か「あはれ」か?—ありうべき小説批評の源流を求めて馬琴から『水滸伝』の奇蹟の注釈者・金聖嘆の「漢文」へと遡行しつつ、『源氏物語』『古事記』の宣長より逍遙、小林秀雄へといたる「和声」の系譜を切り崩し、日本の批評/文学史わ根底から解体・再構成する起死回生の力編。批評はここに還り、ここから始まる。
目次
- 序文 「日本小説批評の起源」にむけて
- 第1章 話芸と書法(『水滸伝』と金聖嘆;二人の馬琴)
- 第2章 注釈と批評
- 付録資料 小説法則三種(金聖嘆『水滸伝』文法十五則(一六四一年);曲亭馬琴『八犬伝』稗蓬七框(一八三五年);萩原広道『源氏』二十一則(一八五四年))
「BOOKデータベース」 より