普遍的価値を求める : 中国現代思想の新潮流
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書誌事項
普遍的価値を求める : 中国現代思想の新潮流
(叢書・ウニベルシタス, 1121)
法政大学出版局, 2020.8
- タイトル別名
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寻求普遍价值
- タイトル読み
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フヘンテキ カチ オ モトメル : チュウゴク ゲンダイ シソウ ノ シンチョウリュウ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
監訳者: 中島隆博, 王前
人名索引: 巻末p1-5
収録内容
- 普遍性の再建 / 王前訳
- 新東アジア秩序の構想 / 徐行訳
- 世界的な保守主義時代の到来 / 徐行訳
- 新天下主義と中国の内外秩序 / 及川淳子訳
- 中国は何を根拠に世界を統治するのか / 及川淳子訳
- 二つの啓蒙 / 藤井嘉章訳
- 自由主義はなぜ枢軸文明に接続しなければならないのか / 藤井嘉章訳
- 普遍的文明か中国的価値か / 藤井嘉章訳
- 中国にはリバイアサンが必要なのか / 徐行訳
- 儒家の孤魂、身体はどこに / 王前訳
- 対話 / 許紀霖, 中島隆博, 石井剛ほか述 ; 王前訳
内容説明・目次
内容説明
普遍という概念はいまもなお警戒されている。西洋近代も日本も自らを普遍と称し、それは数え切れない暴力を引き起こしてきた。では中国はどうなのか。本書は、中国中心主義や、中国特殊論の批判を踏まえて、価値相対主義に陥ることなく「共に享受する普遍性」としての「新天下主義」を提唱し、文明、文化、国家へと議論を展開する。
目次
- 第1部 来たるべき東アジア(新東アジア秩序の構想—EU式の運命共同体;世界的な保守主義時代の到来;新天下主義と中国の内外秩序)
- 第2部 自由主義を問い直す(中国は何を根拠に世界を統治するのか;二つの啓蒙—文明的自覚か、文化的自覚か;自由主義はなぜ枢軸文明に接続しなければならないのか)
- 第3部 国家主義を超えて(普遍的文明か中国的価値か—中国の歴史主義思潮への批判;中国にはリバイアサンが必要なのか—国家主義思潮への批判;儒家の孤魂、身体はどこに)
- 付録 対話(許紀霖・中島隆博・石井剛・鈴木将久・林少陽・王前)
「BOOKデータベース」 より