吉本隆明の「こころ」学 : 「資質」・文芸・心的現象

書誌事項

吉本隆明の「こころ」学 : 「資質」・文芸・心的現象

高岡健著

(PP選書 : Problem & Polemic : 課題と争点)

批評社, 2020.7

タイトル別名

吉本隆明のこころ学 : 資質文芸心的現象

タイトル読み

ヨシモト タカアキ ノ ココロガク : シシツ ブンゲイ シンテキ ゲンショウ

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収録内容

  • 〈資質〉を〈倫理〉に変えるとき
  • 〈資質〉-妄想論
  • 身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか
  • 行動の構造論
  • 自閉スペクトラム症論
  • 吉本隆明の実朝論
  • 吉本隆明の西行論
  • 吉本隆明の芥川論
  • 吉本隆明の太宰論
  • 『抹殺の〈思想〉』補遺
  • 三島由紀夫『美しい星』の核戦争論
  • 小林美代子『髪の花』と精神医療の一九六八年
  • 吉本隆明の境界性パーソナリティ障害論
  • 統合失調症

内容説明・目次

内容説明

精神科医である著者が、吉本隆明が広汎に論じてきた評論から、“こころ”と“倫理”についての思想を解読し、この時代の狂気の諸相を抉り出す。

目次

  • 第1部 “こころ”学入門(“資質”‐妄想論—吉本隆明の漱石論;身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか—フォイエルバッハと吉本隆明の身体論;行動の構造論—吉本隆明「メルロオ=ポンティの哲学について」「行動の内部構造」;自閉スペクトラム症論—ドナ・ウィリアムズと『心的現象論序説』)
  • 第2部 古典‐近代文芸における“こころ”学(吉本隆明の実朝論;吉本隆明の西行論;吉本隆明の芥川論;吉本隆明の太宰論)
  • 第3部 現代文芸における“こころ”学(『抹殺の“思想”』補遺—宮柊二『山西省』から木山捷平『苦いお茶』まで;三島由紀夫『美しい星』の核戦争論;小林美代子『髪の花』と精神医療の一九六八年;吉本隆明の境界性パーソナリティ障害論—『国境の南、太陽の西』と『おしまいの日』;統合失調症—『転位のための十編』)

「BOOKデータベース」 より

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