日本の修史と史学 : 歴史書の歴史

書誌事項

日本の修史と史学 : 歴史書の歴史

坂本太郎 [著]

(講談社学術文庫, [2623])

講談社, 2020.8

タイトル別名

日本の修史と史学

タイトル読み

ニホン ノ シュウシ ト シガク : レキシショ ノ レキシ

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注記

1966年至文堂刊の増補版を底本とし、「坂本太郎著作集」第五巻「修史と史学」(吉川弘文館、1989年)を参照して文庫化したもの

主要参考文献: p250-253

書名索引: p269-277

シリーズ番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

『古事記』、『日本書紀』にはじまり明治政府の歴史編纂事業にいたるまで、およそ一三〇〇年以上にわたってこの国ではさまざまな歴史書が編まれてきた。五十を超える歴史書の特色を明快に紹介しつつ、歴史叙述の変遷の軌跡をあざやかに描き出す。六国史研究の大家であり、戦後日本史学の礎を築いた著者による、第一級の史学入門!

目次

  • 1 政府が歴史を編修した時代(歴史書のめばえ;『古事記』と稗田阿礼;『日本書紀』の立場;いわゆる六国史;この時代の歴史の学問;歴史編修の中絶)
  • 2 物語風歴史と宗教的史論の時代(世継とかがみ;史論のはじめ;軍記物語;神道説と史論;正統的な史書)
  • 3 歴史の学問的研究の芽ばえた時代(幕府の歴史編修;水戸藩の『大日本史』;書紀の儒学者の業績;新井白石;国学者の古代研究)
  • 4 歴史学の成立した時代(公私の修史事業;史学の研究とその施設;史観の変遷)

「BOOKデータベース」 より

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