法廷通訳人
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書誌事項
法廷通訳人
(角川文庫, 22164,
KADOKAWA, 2020.5
- タイトル読み
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ホウテイ ツウヤクニン
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注記
港の人 2015年刊を加筆修正のうえ、文庫化したもの
参考資料・文献: p[317]
ブックジャケットのシリーズ番号: ち9-1
内容説明・目次
内容説明
ふたつの国の言葉のあいだに立って自分にできることをしたいと、法廷通訳の道を歩み始めた著者。けれど法廷では想像以上の困難が待っていた。「わたし、通訳いりません」「判決重うなったんは、あんたのせいや」「アナタ、モウ、イイ」劇場さながらの怒り、涙、かけひき。感情を殺し、一語一語を正確に訳そうとする自らの格闘と、言葉によって人の“生”があぶりだされる外国人裁判のリアルを、情感溢れる筆致で描くノンフィクション!
目次
- 法廷通訳人という仕事(法廷通訳人になる)
- そこに立たされる人生(わたし、通訳いりません;だれがそれを、きめたんだ;アナタ、モウ、イイ;父と子の母語;もどかしさの衣;五〇二号法廷にて;クロッスムニダ)
- 日本語と韓国語のあいだを行き来する(判決重うなったんは、あんたのせいや;名前を何といいますか;ハスリします;うごくなまえたち;ルビのかけひき;揺れるポニーテール;バーの向こう)
- 裁判員裁判の法廷で(初めての裁判員裁判;ありがとう)
- 法廷通訳人(抜け落ちた歯)
「BOOKデータベース」 より