車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる「生きにくさ」
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車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる「生きにくさ」
青土社, 2020.8
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車椅子の横に立つ人 : 障害から見つめる生きにくさ
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クルマイス ノ ヨコ ニ タツ ヒト : ショウガイ カラ ミツメル「イキニクサ」
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
369.27/A62110082604
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Contents of Works
- 車椅子の横に立つ人
- 生と死の「情念的語り」
- 「わかりやすさ」への苛立ち
- 生命と尊厳のために怒れるか
- 「殺意」の底を見据えること
- 憲法の断層
- 「がんばる健気な障害者」はどこから来たのか?
- 「一階六号室」の修羅場
- 情念の残り火
- 名もなき言葉の断片たち
- アートへの〈希待〉
- 「自己表現障害者」たち
- 生き延びるための「障害」
- 「存在しないもの」にされた人の言葉
Description and Table of Contents
Description
なぜ車椅子の横に立つ人を、介助者と決めつけてしまうのか。既存の言葉からはみ出た日々をすくい取らない想像力は、生きにくさを生む。言葉が見つからないこと、言葉がまだないことこそ掘り起こさなくては、その正体はつかめない。消毒された詩原稿、病室で思いを受け止めたスケッチブック、路上にくりだした障害者—。自らの生きにくさを形にした人びとをめぐって、社会を問い返す。
Table of Contents
- 1 言葉にできない生きにくさの前で(車椅子の横に立つ人;生と死の「情念的語り」;「わかりやすさ」への苛立ち)
- 2 自覚なき悪意に息をうばわれる前に(生命と尊厳のために怒れるか;「殺意」の底を見据えること;憲法の断層—実存に響く言葉を求めて)
- 3 都合のいい言葉を押し付けられる前に(「がんばる健気な障害者」はどこから来たのか?—日本文学の中の障害者たち;「一階六号室」の修羅場—『さようならCP』が映したもの)
- 4 生きのびるための表現(情念の残り火—「心病む人」のアートを「観る/観せる」こと;名もなき言葉の断片たち—「“こと”としての文学」を読むために;アートへの“希待”—「丘の上病院」という試み;「自己表現障害者」たち;生き延びるための「障害」—「できないこと」を許さない社会;「存在しないもの」にされた人の言葉)
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