無常の鐘声 : 平家物語
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無常の鐘声 : 平家物語
(軍記物語講座 / 松尾葦江編, 第2巻)
花鳥社, 2020.7
- タイトル読み
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ムジョウ ノ ショウセイ : ヘイケ モノガタリ
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注記
付: しおり (13p ; 19cm)
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
史実か否か、という以上にどう語られているか。文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。
目次
- 平家物語の軌跡
- 『平家物語』古態論と延慶本
- 延慶本平家物語の伝来と流布
- 平家切から分かること—新出断簡紹介を通して 付 長門切一覧
- 『源平盛衰記』無刊記整版の「版」を考える
- 混態—発生と展開
- 語り本系平家物語の成立—表現がえらばれたとき
- 後白河法皇と建礼門院の「鎮魂」—寺院における唱導から見る『平家物語』の「大原御幸」
- 九条兼実と崇徳院・高倉院・安徳天皇—徳政と鎮魂
- 『平家物語』と登蓮—数寄・聖・修験
- 長門本平家物語の成立と伝来環境
- 平家語り—声による平家物語の解釈と表現
- 修羅能以前の「平家の能」—“経盛”の再検討を通して
- 平家物語絵研究の現在と今後—明暦二年版『平家物語』から考える
- 『源平盛衰記』国内地名索引
「BOOKデータベース」 より