ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する : 「内在」の哲学試論

書誌事項

ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する : 「内在」の哲学試論

近藤和敬著

(講談社選書メチエ, 730)

講談社, 2020.8

タイトル別名

ドゥルーズとガタリの哲学とは何かを精読する : 内在の哲学試論

タイトル読み

ドゥルーズ ト ガタリ ノ 『テツガク トワ ナニカ』 オ セイドク スル : 「ナイザイ」 ノ テツガク シロン

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注記

文献表: p567-573

内容説明・目次

内容説明

ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』—一見、難解をもって鳴るこの著作の一言一句を、その背景にあるあらゆる哲学史の襞にも分け入って「考古学的に」探査、丹念に、精密に、鮮やかに読み解いた画期的快著。「概念」とは何か、哲学・科学・芸術の創造とは?二人が構想した“内在”の哲学が、いま明らかに—。

目次

  • 序文—問題設定からドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』へいたる経緯について
  • 第1部 ドゥルーズとガタリの「内在」という概念はどのような概念であるのか(主体でも客体でもない「内在」—「内在」はそれ自体のうちにある;ドゥルーズおよびドゥルーズとガタリの著作群における「内在」概念の考古学—その方法と準備;「内在」概念の考古学的探査(1)—第一の閾の最外縁の層としてのドゥルーズ以前 ほか)
  • 第2部 科学、芸術、哲学そして脳(共通的解釈、外的解釈、内的解釈;擬製的創造あるいは創造の逆イデア論的定式;“内在の哲学”の実在概念と擬製的創造についての哲学史的註解—「シミュラークル」、「神の死」、「プラトニスムの転倒」との関係について ほか)
  • 第3部 『哲学とは何か』を読む(第三部の構成;『哲学とは何か』の概要と解釈の大筋;「序論」を読む ほか)

「BOOKデータベース」 より

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