旧ドイツ領全史 : 「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く

書誌事項

旧ドイツ領全史 : 「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く

衣笠太朗著

(旧領土スタディーズ, v. 1)

パブリブ, 2020.9

タイトル別名

旧ドイツ領全史 : 国民史において分断されてきた境界地域を読み解く

タイトル読み

キュウ ドイツリョウ ゼンシ : 「コクミンシ」 ニオイテ ブンダン サレテ キタ 「キョウカイ チイキ」 オ ヨミトク

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注記

参考文献: p442-452

内容説明・目次

内容説明

そこはなぜドイツになり、そしてなぜドイツではなくなったのか?周辺各国の地理・歴史だけでなく、多文化主義・地域統合安全保障・複合国家論・国民国家論・エスニシティ等あらゆる現代社会科学の研究テーマに波及する。

目次

  • 歴史観光ガイド
  • 序章 「旧ドイツ領」史概観
  • 第1章 オストプロイセン—歴代君主の戴冠地ケーニヒスベルクを擁すプロイセンの中核
  • 第2章 ヴェストプロイセン—ポーランド分割後にプロイセンと一体化させられた係争地
  • 第3章 シュレージエン—ピァスト朝・ハプスブルクを経て、工業化を果たした言語境界地域
  • 第4章 ポーゼン—プロイセンによって「ドイツ化」の対象となった「ポーランド揺籃の地」
  • 第5章 ヒンターポンメルン—スウェーデン支配を経て保守派の牙城となったバルト海の要衝
  • 第6章 北シュレースヴィヒ—普墺戦争からドイツ統一、デンマーク国民国家への足掛かり
  • 第7章 エルザス=ロートリンゲン—独仏対立の舞台から和解の象徴、欧州連合の中心地に
  • 第8章 オイペン・マルメディ周辺地域—ベルギーの中のドイツ語共同体と、線路で分断された飛び地

「BOOKデータベース」 より

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