「嘆き (モーニング) 」はホーソーンによく似合う : mourning becomes Hawthorne

書誌事項

「嘆き (モーニング) 」はホーソーンによく似合う : mourning becomes Hawthorne

高尾直知著

(中央大学学術図書, 100)

中央大学出版部, 2020.8

タイトル別名

「嘆き」はホーソーンによく似合う

嘆きはホーソーンによく似合う

タイトル読み

「モーニング」ワ ホーソーン ニ ヨク ニアウ : mourning becomes Hawthorne

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注記

引用文献: 巻末p11-25

収録内容

  • 序論-〈嘆き〉の語りの汎用性
  • 〈モラル・ヒストリアン〉ホーソーン
  • ロマンスと嘆きの民主主義
  • キューバの〈嘆き〉とホーソーン
  • 家庭崩壊の美学
  • なんじを創りしはだれぞ
  • 動物磁気 (アニマル・マグネティズム) 、強制移住 (インディアン・リムーヴァル) 、銀板写真 (ダゲレオタイプ)
  • 知りすぎた〈のに語らない〉男
  • マーガレット・フラーと牧神
  • ホーソーン氏、都に行く
  • 世界改良のアメリカンドリーム

内容説明・目次

目次

  • 序論—“嘆き”の語りの汎用性
  • 1 嘆きの萌芽(“モラル・ヒストリアン”ホーソーン—「ロジャー・マルヴィンの埋葬」とアレゴリカル・ロマンスの成立;ロマンスと嘆きの民主主義—「ぼくの親戚モーリノー少佐」における暴徒表象の意味;キューバの“嘆き”とホーソーン—「ラパチーニの娘」、『キューバ・ジャーナル』、『フアニタ』)
  • 2 嘆きの成熟(家庭崩壊の美学—ホーソーンと宗教共同体的家庭改革;「なんじを創りしはだれぞ」—『緋文字』の怪物的誕生;動物磁気、強制移住、銀板写真—『七破風の屋敷』と“嘆き”の重層性;知りすぎた(のに語らない)男—『ブライズデール・ロマンス』と語りのメランコリア)
  • 3 嘆きの結実(マーガレット・フラーと牧神—ローマ革命と社会運動の接線;ホーソーン氏、都に行く—「主として戦争問題について」における戦争政治学;世界改良のアメリカンドリーム—「セプティミアス」原稿と不死の夢)

「BOOKデータベース」 より

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