西田哲学とその彼岸 : 時間論の二つの可能性

書誌事項

西田哲学とその彼岸 : 時間論の二つの可能性

重久俊夫著

晃洋書房, 2020.8

タイトル別名

西田哲学とその彼岸 : 時間論の2つの可能性

タイトル読み

ニシダ テツガク ト ソノ ヒガン : ジカンロン ノ フタツ ノ カノウセイ

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注記

参考文献: p265-271

内容説明・目次

内容説明

時間が流れるとはどういうことか。時間は本当に流れているのか。西田幾多郎は合理的に理解可能な一つの「世界」を描いた。「永遠の今の自己限定」に帰着するその全貌を解読する。そしてそこから、西田哲学が封印したもう一つの時間論が浮上する。

目次

  • 第1部 西田哲学を解読する(西田哲学は汎神論か;すべての経験は純粋経験である;主観と客観の迷宮;創造的世界と「主体性」の問題;歴史的世界の時間と物理的世界の時間;西田哲学と宗教;総括と展望—汎神論をめぐる思想史的スケッチ)
  • 第2部 西田哲学の彼岸へ(インド仏教における時間非在論—ナーガールジュナの世界;時間幻想—インド仏教との共鳴;仮想世界の起ち上がり—“日常”と“科学”の現象学)

「BOOKデータベース」 より

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