動的語用論の構築へ向けて
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動的語用論の構築へ向けて
開拓社, 2020.7
- 第2巻
- Other Title
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Dynamic pragmatics
- Title Transcription
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ドウテキ ゴヨウロン ノ コウチク エ ムケテ
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Note
その他の編者: 秦かおり, 吉田悦子, 山口征孝
参考文献あり
Contents of Works
- 過去分詞givenに見る談話的用法への変遷について / 早瀬尚子 [著]
- Having said that構文と談話機能 : 周辺部の観点から / 大橋浩 [著]
- 19世紀前半のドイツの会話文における「親密」「疎遠」「敬意」 : ドラマの台詞とベートーヴェンの筆談帳を資料として / 佐藤恵 [著]
- 「なので」が接続詞化するまで / 尾谷昌則 [著]
- 話し手の知的信頼度の理解 : 暗黙的・明示的な理解およびオンラインとオフラインの理解の比較 / 松井智子 [著]
- 身体表現活動セッションでの指導者と子どもたちとのインタラクションとその変遷 : 相互適応の観点から / 深田智 [著]
- 方向指示と空間参照枠 / 小島隆次 [著]
- アイデンティティ・ワークとスタンスの多層性 : からかいのプレイから / 高梨博子 [著]
- 発話頭の「ハ」成立の動機付け : 動的文法観に基づく一考察 / 堀内ふみ野, 中山俊秀 [著]
- グライスの枠組みの動的な運用方法と失言が不適切な理由 / 西田光一 [著]
- 構文語用論Constructional Pragmaticsの可能性 : 語用論が切り開く構文研究の新たな地平 / 吉川正人 [著]
- 心理的文脈と前提に関する動的語用論的研究 / 加藤重広 [著]
Description and Table of Contents
Description
ことばは今この瞬間に動いており、獲得され、歴史的に変化し、ミクロ・マクロに渡って変異する。人はことばを通して、意味や、思考、感情、経験を形成する。そのプロセスの始まりから終わりまでが、ことばの動的な性質の解明への鍵となる。第2巻は、「歴史語用論」「言語獲得」「談話分析」「文脈研究」などの分野を横断し、理論と実証を経た、この新たな語用論の領域への挑戦。
Table of Contents
- 第1部 歴史語用論・文法化(過去分詞givenに見る談話的用法への変遷について;Having said that構文と談話機能—周辺部の観点から ほか)
- 第2部 言語獲得・実験心理学(話し手の知的信頼度の理解—暗黙的・明示的な理解およびオンラインとオフラインの理解の比較;身体表現活動セッションでの指導者と子どもたちとのインタラクションとその変遷—相互適応の観点から ほか)
- 第3部 談話分析・相互行為言語学(アイデンティティ・ワークとスタンスの多層性—からかいのプレイから;発話頭の「ハ」成立の動機付け—動的文法観に基づく一考察)
- 第4部 理論と実証(グライスの枠組みの動的な運用方法と失言が不適切な理由;構文語用論Constructional Pragmaticsの可能性—語用論が切り開く構文研究の新たな地平)
- 第5部 文脈(心理的文脈と前提に関する動的語用論的研究)
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