アジアをめぐる大国興亡史1902-1972 : 中西輝政古稀記念論集
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書誌事項
アジアをめぐる大国興亡史1902-1972 : 中西輝政古稀記念論集
PHP研究所, 2020.9
- タイトル別名
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The history of the rise and fall of the great powers in Asia 1902-1972
アジアをめぐる大国興亡史 : 1902-1972
- タイトル読み
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アジア オ メグル タイコク コウボウシ 1902 1972 : ナカニシ テルマサ コキ キネン ロンシュウ
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注記
主要関係事項年表 関誠作成: p422-427
参考文献あり
収録内容
- 英米「覇権交替劇」の世界史的インパクト / 中西輝政著
- 大英帝国のアジア撤退戦略と民主主義 / 奥田泰広著
- アメリカのアジア進出と対日戦略の変遷 / 三島武之介著
- なぜアメリカはベトナム戦争の泥沼に陥ったか / 大野直樹著
- フランスの対外戦略と「帝国の真珠」インドシナ / 黒田友哉著
- ロシアの登場と東アジア地政学の変動 / 山添博史著
- 北サハリン石油利権をめぐる米ソ協調 / 伊丹明彦著
- ソヴィエト・ロシアの「積極工作」と日米対立 / 佐々木太郎著
- 共産中国の誕生から米中接近まで / 山添博史著
- 一九二〇年代ドイツ外交の変容と東アジア / 大原俊一郎著
- 帝国日本とアジア主義 / 小山俊樹著
- 一九三〇-四〇年代の日本陸海軍の戦略の変遷 / 小谷賢著
- 敗戦国日本の再建と政治指導者 / 森田吉彦著
- アジアをめぐる大国興亡史一九〇二~一九七二 / 中西輝政, 小谷賢, 森田吉彦ほか述 ; 川上達史司会
内容説明・目次
内容説明
列強各国は、いかなる思惑と戦略で行動し、歴史を動かしたのか。英米の覇権交代、共産主義のアジア進出、日本の敗北と復興、そして米中接近の時代へ。歴史潮流を理解し、今後を予測するために。
目次
- 第1部 イギリス、アメリカ、フランス(英米「覇権交替劇」の世界史的インパクト—一九二〇年代英米関係のあつれきと東アジア;大英帝国のアジア撤退戦略と民主主義—独立国家インドの誕生;アメリカのアジア進出と対日戦略の変遷—門戸開放政策における国益と理念;なぜアメリカはベトナム戦争の泥沼に陥ったか—第二次世界大戦からベトナム撤退まで;フランスの対外戦略と「帝国の真珠」インドシナ—獲得、植民地経営、敗退)
- 第2部 ロシア、ドイツ(ロシアの登場と東アジア地政学の変動—グレート・ゲームと日露戦争;北サハリン石油利権をめぐる米ソ協調—「ワシントン体制」論再検討のための手がかり;ソヴィエト・ロシアの「積極工作」と日米対立—政策・世論誘導工作の実態とその影響;共産中国の誕生から米中接近まで—イデオロギーの論理と地政学の論理;一九二〇年代ドイツ外交の変容と東アジア—「中独ソ三国連合」と「日独連携」)
- 第3部 日本(帝国日本とアジア主義—「自存自衛」と「アジア連帯」のあいだ;一九三〇‐四〇年代の日本陸海軍の戦略の変遷—南北併進から南進へ;敗戦国日本の再建と政治指導者—幣原・吉田・芦田・重光の国際秩序観)
- 第4部 座談会(座談会 アジアをめぐる大国興亡史一九〇二〜一九七二)
「BOOKデータベース」 より