グローバル保健ガバナンス

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グローバル保健ガバナンス

城山英明編著

東信堂, 2020.8

タイトル読み

グローバル ホケン ガバナンス

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注記

国際的な感染症に対するグローバル・ガバナンスを歴史的経緯から紐解き、今後のグローバルな感染症対策の方向性を提示する。国際保健規則改正に見られる感染症対策の展開、中国の新型コロナウイルス感染症への対応なども収録。

参考文献: 章末

収録内容

  • グローバル保健ガバナンスとは何か? / 城山英明著
  • 国際保健規則とグローバル保健ガバナンスの構造 / 武見綾子著
  • UHCの国際的な伝播とグローバルヘルス外交 / 勝間靖著
  • 複合リスクとしてのエボラ出血熱とガバナンスの失敗 / 松尾真紀子著
  • グローバル保健改革 / 松尾真紀子, 城山英明著
  • UHC主流化に向けた国際動向と日本の取組み / 江副聡著
  • 先進国の保健外交 / 詫摩佳代著
  • 中国における保健ガバナンス改革と国際的展開 / 土居健市著
  • 新型コロナウイルス対応における安全保障的側面の顕在化とマネジメントの課題 / 武見綾子著
  • 新型コロナウイルス感染症への対応におけるガバナンス / 城山英明著

内容説明・目次

内容説明

今なお猛威をふるう新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の世界的流行によって、国際的な感染症対策のあり方は再考を迫られ、新たな境地に達している。新型コロナウイルスに対する各国の対処方法が国や地域ごとによって大きな差異が生じている一方、グローバルな感染症対策を主導すべきWHOは、その対応をめぐって各国からの批判の的とすらなっている。国際的な感染症に対するグローバル・カバナンスをその歴史的経緯から丁寧に紐解き、今後のグローバルな感染症対策の方向性を提示した今必読の一冊。

目次

  • 第1部 基本的枠組み(グローバル保健ガバナンスとは何か?;国際保健規則とグローバル保健ガバナンスの構造;UHCの国際的な伝播とグローバルヘルス外交—「すべての人に健康を」という潮流のなかでの規範の展開)
  • 第2部 国際レベルにおけるガバナンス(複合リスクとしてのエボラ出血熱とガバナンスの失敗;グローバル保健改革—G7における議論とWHO・国連・世界銀行における対応;UHC主流化に向けた国際動向と日本の取組み—国連総会UHCハイレベル会合を中心として)
  • 第3部 国レベルにおける保健外交とガバナンスの課題(先進国の保健外交—フランスとWHOの連携を中心として;中国における保健ガバナンス改革と国際的展開)
  • 補論(新型コロナウイルス対応における安全保障的側面の顕在化とマネジメントの課題—国際的動向;新型コロナウイルス感染症への対応におけるガバナンス—日本の場合)

「BOOKデータベース」 より

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