もうひとつの空の飛び方 : 『枕草子』から『ナルニア国』まで

Author(s)

Bibliographic Information

もうひとつの空の飛び方 : 『枕草子』から『ナルニア国』まで

荻原規子[著]

（角川文庫, 22242, [お65-33]）

KADOKAWA, 2020.7

Title Transcription

モウ ヒトツ ノ ソラ ノ トビカタ : マクラ ノ ソウシ カラ ナルニアコク マデ

Available at  / 33 libraries

Note

「ファンタジーのDNA」(理論社2006年刊)の改題, 加筆修正

Description and Table of Contents

Description

「ＲＤＧシリーズ」で人気の著者が、自身の“ファンタジーのＤＮＡ”を育んだ名作を紹介。『赤毛のアン』の日常と『枕草子』の宮廷生活の描き方に共通するものとは。古代中国を思わせる小野不由美の「十二国記」に西洋の児童文学を想起するのはなぜか。実は青春恋愛譚として読める佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』。デビュー作『空色勾玉』のエピソードなど、読書の幸福が溢れるブックガイドとしても読める名エッセイ集。

Table of Contents

  • １　ファンタジーの根っこ（遠い場所遠い国；神話とファンタジー；ホラーより恐い？；感覚タイプのファンタジー；文章を書く）
  • ２　アニメと児童文学と（孤独の問題；読書が似ている（かもしれない）；ＤＷＪ打ち上げ会；虫のような小さな人；読書について；長さの壁；成熟したまなざし）
  • ３　読書という宇宙（「橋わたし」の思考；ひらめきと直感；アンの理想と現実；笑う平安貴族；ＳＦのいち押し；象徴の文法；世界の応答）
  • ４　ナルニアをめぐる物語（記憶にないのになつかしい；ウサギたちの小宇宙；ジャングルの尊厳；重さと長さ；ナルニア螺旋）
  • ５　私的ファンタジーの書き方

by "BOOK database"

Related Books： 1-1 of 1

Details

Page Top