リベラルの敵はリベラルにあり
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書誌事項
リベラルの敵はリベラルにあり
(ちくま新書, 1519)
筑摩書房, 2020.9
- タイトル読み
-
リベラル ノ テキ ワ リベラル ニ アリ
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注記
参考文献: p351-358
内容説明・目次
内容説明
細分化されたアイデンティティ集団の近視眼的政治利用がリベラルの包容力を自壊させ、あまりに理想的に設定されたリベラルな価値からこぼれ落ちる生身の人々の憤りがポピュリズムを肥大化させる。グローバリズムとアルゴリズムの波は、個人の自律のみならず国家の自律をも脅かす。AI時代において国家と個人の自律を貫く具体策とは?ナショナル・アイデンティティによる包摂、そして「人の支配」から「法の支配」への脱却を斬新に提言する、気鋭の法律家によるリベラル再生に向けた挑戦状。
目次
- はじめに—Welcome to politics.
- 第1章 君たちは「アイデンティティ」を知っているか
- 第2章 包摂から排除へと屈折するリベラルの軌跡
- 第3章 アルゴリズムが脅かす個人と国家の「自己」決定
- 第4章 ネット社会での最大勢力「無党派層」の振り向かせ方
- 第5章 「人の支配」から「法の支配」へと脱皮せよ
- 第6章 カウンター・デモクラシーという新たな挑戦
- おわりに—失敗してもいい。次はもっとうまく失敗しよう(Try again.Fail better.)
「BOOKデータベース」 より