大仏師運慶 : 工房と発願主そして「写実」とは
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書誌事項
大仏師運慶 : 工房と発願主そして「写実」とは
(講談社選書メチエ, 732)
講談社, 2020.9
- タイトル別名
-
大仏師運慶 : 工房と発願主そして写実とは
- タイトル読み
-
ダイブッシ ウンケイ : コウボウ ト ホツガンシュ ソシテ シャジツ トワ
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注記
参考文献: p260-268
内容説明・目次
内容説明
鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。定朝を祖とする正系仏所の流れを汲み法印にまで上り詰めた運慶。朝廷・幕府という二元的支配構造による時代の大きな変動期、院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて東大寺・興福寺の復興、東寺、願成就院などの様々な造像に関わった、その実情と、工房主宰者としての制作力とは?後に「天才」とも冠される運慶の実像に迫る。
目次
- 第1章 造像と仏師
- 第2章 運慶論の形成と鎌倉時代彫刻史
- 第3章 「運慶作」の実情—仏像の制作と工房
- 第4章 背景としての社会構造と造像及び仏師—運慶はいかなる存在か
- 第5章 鎌倉新様式とは—「写実的」表現と本覚思想
- 第6章 運慶の事績上の問題点
「BOOKデータベース」 より