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満州事変 : 戦争と外交と

臼井勝美 [著]

(講談社学術文庫, [2626])

講談社, 2020.9

タイトル読み

マンシュウ ジヘン : センソウ ト ガイコウ ト

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注記

原本: 中公新書 1974年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

史料・参考文献: p218-219

内容説明・目次

内容説明

一九三一年九月十八日、奉天(瀋陽)郊外で南満州鉄道の線路が爆破された。乗じた関東軍の急襲は一夜で人口四十万の大都市を恐慌に陥れ、日本の大陸侵攻は本格化する。揺らぐ満鉄権益と政府の深謀、在留邦人・朝鮮人の遭難、軍閥のつばぜり合い、介入の機を窺う列強、勃興するナショナリズム。中国大陸の緊迫を正確に記録した、日中外交史の基本書。

目次

  • 1 緊迫する中国東北地方(プロローグ—共産軍の長沙占領;満鉄包囲網の形成;国民党と関東軍;万宝山事件および中村大尉殺害事件)
  • 2 陰謀をめぐって(九・一八事件;東京—若槻内閣;張学良と蒋介石;列国の反応)
  • 3 拡大する戦火(錦州爆撃;十三対一—期限付撤兵;天津事件とチチハル攻略;幣原外交の周縁;スチムソン・ドクトリン—不承認方針)
  • 4 新しい戦争(上海;一・二八—陸軍の上海派兵;注視する列国;中国軍の抵抗—上海戦の終結;エピローグ—玉と鏡と剣)

「BOOKデータベース」 より

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