書誌事項

江戸・東京水道史

堀越正雄 [著]

(講談社学術文庫, [2629])

講談社, 2020.9

タイトル別名

水道の文化史

江戸東京水道史

タイトル読み

エド・トウキョウ スイドウシ

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注記

「水道の文化史」(鹿島出版会 1981年刊) の改題

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p313-315

内容説明・目次

内容説明

徳川家康の命で小石川の水を引いたときから東京の水道史は始まる。明治三十一年に近代化された東京の水道は、関東大震災、戦災、水害、渇水、地盤沈下、断水—と度重なる危機をのりこえ、巨大化の一途をたどる首都の生活を支え発展してきた。戦前より東京市・都の水道局で長年実務に携わった著者ならではの視点で描く、技術の進化と市民生活の変貌。

目次

  • 1 江戸の暮らしの中の水(江戸の発展と水道の建設;完成された江戸水道の給水システム)
  • 2 江戸から東京へ(文明開化と水道改良の機運;近代水道創設前夜;永くかかった水道改良工事;文明開化の水)
  • 3 変わりゆく都市生活と水道(いちじるしく手間どった水道拡張—大正二年より昭和十二年に至る二四ヵ年継続事業;震災被害と復旧および拡張工事の推移;市域拡張と町村水道・民営水道の合併・買収)
  • 4 戦争と水道(戦時下の水道;終戦直後の水道)
  • 5 戦後の都市生活と水道(都市の復興と給水需要の増大;水道拡張工事の進行;変貌する東京の水道地図—多摩川系中心から利根川系が主流に;江東地区の地盤沈下対策と市街地再開発—下水処理水再利用による工業用水道の建設など;新宿副都心計画による淀橋浄水場の移転;広域水道(三多摩水道の一元化);水需要の抑制と新しい水源を求めて—迫られる発想の転換、節水型社会の創造へ)

「BOOKデータベース」 より

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