自衛隊海外派遣の起源

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自衛隊海外派遣の起源

加藤博章著

勁草書房, 2020.8

タイトル読み

ジエイタイ カイガイ ハケン ノ キゲン

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注記

博士論文 (名古屋大学, 2018年3月提出) を大幅に修正したもの

主要参考文献: p217-234

内容説明・目次

内容説明

自衛隊の海外派遣は1991年に初めて実現し、いまや当たり前の政策となっているが、それは突然出てきたものではない。終戦直後からさまざまな形で検討され、その議論の積み重ねが現在の政策の下地となっているのである。日本政府が何を達成し、どのような限界に直面してきたのか、資料を駆使して実証的に描き出す。

目次

  • 序章 自衛隊海外派遣はどのように始まったのか
  • 第1章 アジア・太平洋戦争の終結と海外派兵禁止の固定化—1945‐1960年
  • 第2章 冷戦変容期における役割の模索—1970年代、総合安全保障と日米安保の深化
  • 第3章 国際貢献意識の萌芽と人的貢献の模索—1980年代、インドシナ難民と国際緊急援助活動
  • 第4章 自衛隊海外派遣の模索—1987年、ペルシャ湾安全航行問題
  • 第5章 自衛隊海外派遣に向けた胎動—1990年、湾岸危機と日本
  • 第6章 自衛隊海外派遣の開始—1991年、ペルシャ湾掃海艇派遣を中心に
  • 第7章 自衛隊海外派遣の拡大—1992年、PKO協力法の制定と国際緊急援助隊法改正
  • 終章 かくして、自衛隊は海外に派遣された

「BOOKデータベース」 より

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