定本酒呑童子の誕生 : もうひとつの日本文化
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書誌事項
定本酒呑童子の誕生 : もうひとつの日本文化
(岩波現代文庫, 学術 ; 424)
岩波書店, 2020.9
- タイトル別名
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酒呑童子の誕生 : 定本 : もうひとつの日本文化
- タイトル読み
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テイホン シュテン ドウジ ノ タンジョウ : モウ ヒトツ ノ ニホン ブンカ
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注記
『酒呑童子の誕生 : もうひとつの日本文化』中公新書(1992.6), 中公文庫(2005.12)として刊行され、中公文庫版を底本に「補説3 描かれたモノノケ」「付録2 鬼と天狗」を加え改題したもの
著者「高橋」の「高」は「梯子高(はしごだか)」の置き換え
参考・参照文献一覧: p311-312
収録内容
- 酒呑童子の原像
- 大枝山の大江山
- 鶏と雷公〈頼光〉
- 描かれたモノノケ
- 酒呑童子のふるさと
- 疱瘡神〈猩々〉、やあい
- 竜宮城の酒呑童子
- 二つの大江山・三つの鬼退治
- 伊吹山の酒呑童子
- 酒呑童子説話の成立
内容説明・目次
内容説明
絵巻や御伽草子で名高い酒呑童子とはいったい何者なのか—緻密な考証に裏付けられた大胆な推論によって、童子の原像は都に疫病を流行らすケガレた疫鬼だったことを鮮やかに解き明かすとともに、日本人に内在する、天皇や国家などが形成する秩序を撹乱する存在への脅威や排除の心理に鋭く迫る。
目次
- 第1章 酒呑童子の原像—京都と四角四堺祭
- 第2章 酒呑童子のふるさと—中国の小説・伝説に探る
- 第3章 竜宮城の酒呑童子
- 第4章 二つの大江山・三つの鬼退治—酒呑童子説話と聖徳太子信仰
- 第5章 伊吹山の酒呑童子
- 第6章 酒呑童子説話の成立
- 付録1 『大江山絵詞』復元の試み
- 付録2 鬼と天狗
「BOOKデータベース」 より