自閉症は津軽弁を話さない : 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

書誌事項

自閉症は津軽弁を話さない : 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

松本敏治 [著]

(角川文庫, 22353)

KADOKAWA, 2020.9

タイトル別名

角川ソフィア文庫

タイトル読み

ジヘイショウ ワ ツガルベン オ ハナサナイ : ジヘイ スペクトラムショウ ノ コトバ ノ ナゾ オ ヨミトク

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注記

原本: 福村出版 2017年刊

その他のタイトルはブックジャケットによる

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 L-129-1」の表示あり

引用・参考文献: p275-281

内容説明・目次

内容説明

「今日の健診でみた自閉症の子も、お母さんバリバリの津軽弁なのに、本人は津軽弁しゃべんないのさ」—津軽地域で乳幼児健診にかかわる妻が語った一言。「じゃあ、ちゃんと調べてやる」。こんなきっかけで始まった「自閉症と方言」研究は10年に及び、関係者を驚かせる結果をもたらすものとなった。方言の社会的機能を「意図」というキーワードで整理するなかで見えてきた、自閉症児のコミュニケーションの特異性に迫る。

目次

  • 自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ
  • 北東北調査
  • 全国調査
  • 方言とは
  • 解釈仮説の検証
  • 方言の社会的機能説
  • ASD幼児の方言使用
  • ASDの言語的特徴と原因論
  • 家族の真似とテレビの真似
  • ことばと社会的認知の関係
  • かず君の場合
  • 社会的機能仮説再考
  • 方言を話すASD
  • 「行きます」コミュニケーションと意図

「BOOKデータベース」 より

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