浪花節の生成と展開 : 語り芸の動態史にむけて
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浪花節の生成と展開 : 語り芸の動態史にむけて
せりか書房, 2020.9
- タイトル読み
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ナニワブシ ノ セイセイ ト テンカイ : カタリゲイ ノ ドウタイシ ニ ムケテ
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注記
その他の執筆者: 馬場美佳, 渡瀬淳子, 北川純子ほか
参考文献あり
収録内容
- うごめく歴史への想像力 / 真鍋昌賢著
- 円朝物の浪曲化 / 延広真治著
- 二代目末広亭辰丸と新派浪花節 / 馬場美佳著
- 近世の講談と浪花節 / 渡瀬淳子著
- 明治~大正期の「女流」浪花節語り / 北川純子著
- 浪花節の「民俗化」と人形芝居 / 薗田郁著
- 弁士の源流 / 上田学著
- ハワイと南カリフォルニアの日系社会における浪花節 / 早稲田みな子著
- 帝国日本の愛国浪曲 / 朴英山著
- 藤井清水と浪花節 / 廣井榮子著
- SPレコードおよび新聞ラジオ面における浪花節の詞章 / 細田明宏著
- 呼称の変遷と興亡のメカニズム / 芦川淳平著
- 浪花節の口頭性 / 時田アリソン著
- 浪花節らしさの境界性 / 諏訪淳一郎著
内容説明・目次
目次
- うごめく歴史への想像力—浪花節史をつかまえるために
- 第1部 生成の力動—明治期を基点として(円朝物の浪曲化—「安中草三郎」;二代目末広亭辰丸と新派浪花節—語られる「金色夜叉」;近世の講談と浪花節—曽我物語を中心に;明治〜大正期の「女流」浪花節語り;浪花節の「民俗化」と人形芝居—西畑人形の節劇をめぐって;弁士の源流—浪花節との関係について)
- 第2部 国民国家時代の流通/越境(ハワイと南カリフォルニアの日系社会における浪花節;帝国日本の愛国浪曲—朝鮮語浪花節の実体をめぐって)
- 第3部 芸術化と大衆化(藤井清水と浪花節;SPレコードおよび新聞ラジオ面における浪花節の詞章—前田節子『壺坂霊験記』を例にして)
- 第4部 現代からの照射—研究資源の掘り起こしにむけて(呼称の変遷と興亡のメカニズム—証言と記録をたどりつつ;浪花節の口頭性—『左甚五郎』ものを中心に;浪花節らしさの境界性—京山幸枝若『野球狂の詩』における音の空間の生成)
「BOOKデータベース」 より