決定版・日本史
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決定版・日本史
(扶桑社新書, 350)
育鵬社 , 扶桑社(発売), 2020.10
増補
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ケッテイバン・ニホンシ
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Note
増補 扶桑社文庫 2014年刊の再刊
歴史評論の第一人者が、日本の通史を初めて一冊で著した「渡部日本史」の決定版。日本の歴史上にある無数の事件を「神話の伝承は歴史研究から切り離せない」などの視点から目をそらすことなく解釈する。
Description and Table of Contents
Description
個々の歴史的事実についての丹念な研究は尊い。しかし、それだけでは国史という虹は生じない。無数の歴史的事実から自分の国の美質を示すのは史観である。無数の事実を見るための正しい視線の方向と距離が必要なのである。
Table of Contents
- 第1章 古代—日本人のメンタリティはこうしてつくられた(歴史には二つの見方がある;日本の神話が「国をつくった」ではなく「島国をつくった」で始まるのは? ほか)
- 第2章 中世—「民の暮らし」を意識した武家政権が誕生した(四百年続いた平安時代を突如終わらせた原因とは?;後白河上皇の反乱で台頭した平清盛、出世のために使った神話とは? ほか)
- 第3章 近世—新時代は信長の比叡山焼き討ちから始まった(戦国時代百年は、日本の宝であった;織田信長の比叡山焼き討ちから、日本の“近代”が始まった ほか)
- 第4章 近代—日本は西欧のアジア植民地化に立ち向かった(徳川幕府に、実質的終止符を打った「小御所会議」四人の決闘;歴史を変えたかもしれない、幕臣・小栗上野介の主戦論 ほか)
- 第5章 現代—自分の国の歴史を再び問い直す(戦後、原爆投下によって日本の降伏が早まったというのは嘘である;ポツダム宣言は、無条件降伏ではなく、有条件降伏であった事実 ほか)
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