《時間 (とき) 》のかたち
著者
書誌事項
《時間 (とき) 》のかたち
堀之内出版, 2020.9
- タイトル別名
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The images of time
時間のかたち
- タイトル読み
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トキ ノ カタチ
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内容説明・目次
内容説明
捉えられない「時間」をめぐりいま・ここに留まり自らの言葉で対話を挑む類例なき哲学!
目次
- 第1章 寺山修司“書を捨てよ町へ出よう”—映画における音楽の機能(寺山修司とはだれか;寺山修司と芸術経験の変容;断ち切られるプロット;四つのシーン;音楽が開く別な場所)
- 第2章 小津安二郎の時空表象(時空とその変容;小津映画の画面構成とその特徴;溝口健二の時空;断片化した空間と滞留する時間)
- 第3章 是枝裕和“歩いても歩いても”—時間の淀み(現在に潜む過去と「小さな物語」;たった一日の物語;「普通」という言葉;日常に走る亀裂)
- 第4章 可能性としての「用即美」・柳宗悦—ものがある場所(「有用性の蝕」と「用即美」という神話;柳・民芸思想の歴史的布置;個人の没落と機能主義;「用即美」を解体する)
- 第5章 夏目漱石『道草』が書かれた場所(『草枕』・「非人情」の世界;「だらしない自然」のリアリズム;「人情」対「非人情」を超えて;「盲動」する眼差し;『道草』の眼差しと未完了の過去;「人格」が解体され続ける世界としての金銭;断念が開く場所)
「BOOKデータベース」 より