書誌事項

モノの移動

植野弘子, 上水流久彦編

(帝国日本における越境・断絶・残像 / 植野弘子, 上水流久彦編)

風響社, 2020.2

タイトル読み

モノ ノ イドウ

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内容説明・目次

内容説明

国境なき越境、その実像をモノから探る。日式表札やモダン建築、石垣のパイナップルや職人の道具など、いまもなお痕跡を残す統治時代のモノたち。その素性をたどると、支配というタテ軸の奥にさまざまな利害関係や深い交流があった。モノから見えてくる文化の複雑な位相。

目次

  • 序 帝国日本におけるモノの交錯
  • 日式表札の成立と越境—旧日本植民地における諸相とその後
  • 近代建築物にみる沖縄の近代化認識に関する一試論—琉球・沖縄史の副読本にみる歴史認識を踏まえて
  • 日本統治期台湾における税関制度の変遷
  • 植民地台湾における綿布消費の嗜好と商社の活動
  • 戦前・戦後期の日韓にみられた粉食中華の普及過程—「食の段階的定着」の差に着目して
  • パイン産業にみる旧日本帝国圏を越える移動—ハワイ・台湾・沖縄を中心に

「BOOKデータベース」 より

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