1989 : ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争

書誌事項

1989 : ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争

メアリー・エリス・サロッティ著 ; 奥田博子訳

慶應義塾大学出版会, 2020.2

第2刷

タイトル別名

1989 : the struggle to create post-Cold War Europe

タイトル読み

1989 : ベルリン ノ カベ ホウカイゴ ノ ヨーロッパ オ メグル トウソウ

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注記

原著 (Princeton University Press, c2009) の2014年に改訂された新版の全訳

第1刷のページ数: 184, 94p

参考文献: 巻末p55-94

内容説明・目次

内容説明

1989年は、「歴史の終わり」だったのか—。もし東ドイツが中国共産党政権と同様に、市民の抗議デモへの武力鎮圧を強行していたならば、もし西ドイツが東ドイツの編入を拒否していたならば、もし西側諸国がゴルバチョフの「ヨーロッパの共通の家」構想を受け容れていたならば、ヨーロッパにはいかなる未来が待ち受けていたのか。KGB諜報員として東ドイツで壁の崩壊に立ち会い、やがてソ連崩壊の屈辱を味わったプーチンは、その時、何を心に誓ったのか。冷戦後の世界秩序をめぐる大国間の覇権争いを鮮やかに描き出し、数々の学術賞に輝いた歴史ノンフィクション、遂に刊行。

目次

  • 第4章 プレハブ型の勝利(安全保障問題の解決策—二と四を合わせるとNATOになる;政治的解決策—ドイツ連邦共和国基本法第二三条 ほか)
  • 第5章 建設許可を手に入れる(最初のアメ—資金提供;ワシントン首脳会談 ほか)
  • 結論 一九八九年から一九九〇年の遺産(別の可能性;さまざまな結果)
  • 新版のためのあとがき—一九八九年から一九九〇年への再訪とNATO拡大の起源(色褪せる記憶;ありがたくない便りを届ける ほか)

「BOOKデータベース」 より

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