書誌事項

動的語用論の構築へ向けて

田中廣明 [ほか] 編

開拓社, 2019.11

  • 第1巻

タイトル別名

Dynamic pragmatics

タイトル読み

ドウテキ ゴヨウロン ノ コウチク エ ムケテ

大学図書館所蔵 件 / 29

注記

その他の編者: 秦かおり, 吉田悦子, 山口征孝

参考文献あり

収録内容

  • 動的語用論の構築へ向けて / 田中廣明 [著]
  • 指示解決 : 自己中心性と共通基盤化 / 田中廣明 [著]
  • 多人数インタラクション場面における共通基盤化と動的語用論 : 折り紙作成場面を事例に / 秦かおり [著]
  • やりとりの不均衡さをどう調整するか : 課題達成場面における共通基盤化 / 吉田悦子 [著]
  • 指示解決の動的語用論 : リンガ・フランカとしての英語使用における共通基盤化の事例 / 山口征孝 [著]
  • 「発話頭(左の周辺部;LP)-主観的, 発話末(右の周辺部;RP)-間主観的」仮説の再考 : 動的な立場から / 小野寺典子 [著]
  • ガ格標示の間接受身文と「てもらう」構文の発達について : 「雨が降られると困る」「雨が降ってもらうと有難い」のような表現を中心に / 澤田淳 [著]
  • 句読法の歴史的変化に見る動的語用論の可能性 : イギリス英語のfull stopを中心に / 柴﨑礼士郎 [著]
  • 「他者の発話を理解すること」の生態学 / 高梨克也 [著]
  • 診療談話における共感のプロセス : 発話に伴う情動の認知語用論的分析 / 後藤リサ [著]
  • マスモードの思考 : 「びんの小鬼」をめぐる覚え書き / 定延利之 [著]
  • 代用形の先行詞解釈をめぐって / 西山佑司 [著]

内容説明・目次

内容説明

ことばは今この瞬間に動いており、獲得され、歴史的に変化し、ミクロ、マクロに渡って変異する。ことばはわれわれの生態系、知識や認知、さらに社会生活からどのような影響を受け動いているのか。本書は「共通基盤化」「歴史語用論」「会話分析」「類型論」「認知言語学」などの分野を横断し、理論と実証を経て、この動的な性質を解明する。「動的語用論の構築へ向けて」(第1巻)は、新たな語用論の領域への挑戦である。

目次

  • 動的語用論の構築へ向けて
  • 第1部 共通基盤化(指示解決—自己中心性と共通基盤化;多人数インタラクション場面における共通基盤化と動的語用論—折り紙作成場面を事例に;やりとりの不均衡さをどう調整するか—課題達成場面における共通基盤化;指示解決の動的語用論—リンガ・フランカとしての英語使用に於ける共通基盤化の事例)
  • 第2部 歴史語用論・文法化(「発話頭(左の周辺部;LP)‐主観的、発話末(右の周辺部;RP)‐間主観的」仮説の再考—動的な立場から;ガ格標示の間接受身文と「てもらう」構文の発達について—「雨が降られると困る」「雨が降ってもらうと有難い」のような表現を中心に;句読法の歴史的変化に見る動的語用論の可能性—イギリス英語のfull stopを中心に)
  • 第3部 理論と実証(「他者の発話を理解すること」の生態学;診療談話における共感のプロセス—発話に伴う情動の認知語用論的分析;マスモードの思考—「びんの小鬼」をめぐる覚え書き;代用形の先行詞解釈をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC02965196
  • ISBN
    • 9784758913751
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 256p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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