「民都」大阪対「帝都」東京 : 思想としての関西私鉄

書誌事項

「民都」大阪対「帝都」東京 : 思想としての関西私鉄

原武史 [著]

(講談社学術文庫, [2631])

講談社, 2020.10

タイトル別名

民都大阪対帝都東京 : 思想としての関西私鉄

タイトル読み

「ミント」オオサカ タイ「テイト」トウキョウ : シソウ トシテノ カンサイ シテツ

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注記

原本は1998年講談社選書メチエ刊

叢書番号はブックジャケットによる

年表あり

内容説明・目次

内容説明

ターミナルデパート、高級住宅地…国鉄に対抗し「官」からの独立を志向する関西私鉄は、沿線に市民文化を花開かせ、「民衆の都」大阪は東京をも凌駕した。だが、大正から昭和への転換、昭和天皇行幸を機に、大阪の街は次第に「帝都」へと変質してゆく—。鉄道と天皇という視座から日本近代の思想史的断面を描いた、著者代表作。

目次

  • はじめに—昭和大礼の光景
  • 第1章 私鉄という文化装置
  • 第2章 「私鉄王国」の黎明
  • 第3章 「阪急文化圏」の成立
  • 第4章 昭和天皇の登場
  • 第5章 阪急クロス問題
  • 第6章 「帝都」としての大阪
  • おわりに—「紀元二千六百年」の光景

「BOOKデータベース」 より

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