認知行動療法実践のコツ : 臨床家 (あなた) の治療パフォーマンスをあげるための技術 (アート)

書誌事項

認知行動療法実践のコツ : 臨床家 (あなた) の治療パフォーマンスをあげるための技術 (アート)

原井宏明著

金剛出版, 2020.10

タイトル別名

認知行動療法実践のコツ : 臨床家の治療パフォーマンスをあげるための技術

タイトル読み

ニンチ コウドウ リョウホウ ジッセン ノ コツ : アナタ ノ チリョウ パフォーマンス オ アゲル タメ ノ アート

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注記

認知行動療法(CBT)の名手が、圧倒的な治療成績を出し続ける秘訣を公開。エクスポージャー、動機づけ面接などのCBTの各技術の実践のコツを解説するほか、症例検討、うつ病や不安症等の各疾患ごとの治療についても語る。

文献: p223-230

内容説明・目次

内容説明

今や、多くの精神疾患の治療について認知行動療法(CBT)のエビデンスがあり、メジャーな精神疾患の治療ガイドラインでCBTをファーストラインの治療法として取り上げていないものはまずない。エビデンスという点でCBTは勝ち組と言えるが、勝ったと言えるためには病気に勝ったという結果も必要だろう。強迫症や不安症などへのCBTを得意とし、抜群の治療成績を上げてきた著者が30年間CBTを使い続ける理由とは何か。本書のテーマは、CBTという道具を使ってどう治療の「パフォーマンス」をあげるかにある。エクスポージャー、動機づけ面接、ACTといったCBTの各技法の実践のコツを、著者の臨床の知から具体的にわかりやすく解説。症例検討編や、うつ病、不安症、薬物依存などの各疾患ごとの治療についても語る、CBTの名手による実践的著作集。

目次

  • 序論:臨床の知を精神療法に活かす—メンタルクリニックでの診断の技と工夫
  • 第1部 認知行動療法実践のコツ(行動療法の基礎と応用;私の考える認知行動療法—個人療法、集団集中治療、サポートグループ;OCDを中心に;治療動機に乏しいクライエントにはどうするべきか?;方法としての動機づけ面接—思春期を指導・支援する人のために;マインドフルにみたアクセプタンス&コミットメント・セラピー—徹底的行動主義;アクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)の利点は何か?;認知行動療法が役立つ場合,役立たない場合)
  • 第2部 認知行動療法のスーパービジョン(ケースの見方・考え方1 うつ病ケースを動機づけ面接でコーチする;ケースの見方・考え方2 電子メールによるスーパービジョン;ケースの見方・考え方3 症例検討会でのスーパービジョン)
  • 第3部 各精神疾患への応用—社会不安・対人恐怖・うつ病・薬物依存(うつ病治療のすべて—治療法の選択を決めるもの;うつだから治療意欲がないのではない—動機づけ面接;現代の不安の理解とその介入方法—行動理論の立場から;対人恐怖を何で治すのか?—EBMの視点;薬物依存と動機づけ面接)

「BOOKデータベース」 より

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