日本という方法 : おもかげの国・うつろいの国

著者

書誌事項

日本という方法 : おもかげの国・うつろいの国

松岡正剛 [著]

（角川文庫, 22351）

KADOKAWA, 2020.9

タイトル別名

日本という方法 : おもかげ・うつろいの文化

角川ソフィア文庫

日本という方法 : おもかげの国うつろいの国

タイトル読み

ニホン ト イウ ホウホウ : オモカゲ ノ クニ ウツロイ ノ クニ

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注記

「日本という方法 : おもかげ・うつろいの文化」(日本放送出版協会 2006.9刊)の改題・加筆修正

その他のタイトルはブックジャケットによる

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 L499-1」の表示あり

内容説明・目次

内容説明

日本は「主題の国」ではなく「方法の国」である。多神で多仏、天皇と将軍、無常と伊達、仮名と漢字。外来の文化を吸収し自らのものとしてきた日本は、互いに矛盾するものを保持したまま多様で多義的な社会・文化を築き上げてきた。史書の編纂、日記、短歌、さらには政治体制や哲学までを編集行為ととらえると領域を超えて「おもかげ」「うつろい」という特質が見えてくる。歴史に蓄積された様々な層を「方法」によって辿る大胆な日本論。

目次

  • 日本をどのように見るか
  • 天皇と万葉仮名と語り部
  • 和漢が並んでいる
  • 神仏習合の不思議
  • ウツとウツツの世界
  • 主と客と数寄の文化
  • 徳川社会と日本モデル
  • 朱子学・陽明学・日本儒学
  • 古学と国学の挑戦
  • 二つのＪに挟まれて
  • 矛盾と葛藤を編集する
  • 日本の失敗：失われた面影を求めて

「BOOKデータベース」 より

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